タルト・タタン

材料(プリン型4個分)
- 紅玉 4個
- 無塩バター 40g
- きび糖(三温糖) 大4
- グランマニエ(コアントロー) 大1
- 冷凍パイシート(直径5cm) 4枚
- 飾り用クリーム
- 生クリーム 50ml
- グラニュー糖 大1
- ミント 4枚
作り方
- オーブンを200度に温める。
- リンゴは縦に8等分に切り、皮をむいて、芯を取る。
- パイシートは室温に戻し、フォークの先で所々刺す。
- フライパンにバターを溶かし、2のリンゴを入れ、強火でバターをからめる。リンゴがしんなりしてきたら、きび糖、グランマニエを加え、飴色になるまで煮詰める。リンゴの形を崩さないように時々混ぜる。
- 型に4のリンゴを詰め、3のパイシートを上にのせる。
- 温めたオーブンの天板に5を入れ、25分焼く。
- 焼けたら熱いうちに逆さまにして、型に入れたまま冷ます。
- 飾り用クリームを作る。生クリームにグラニュー糖を加えて、泡立てる。
- 7が冷めたら型から抜いてお皿に盛りつけ、8のクリームを添え、ミントを飾る。
19世紀後半、パリ南方のソローニュ地方にあるラモット・ブーヴロンにタタンという名の姉妹が小さなホテルを経営していました。ある時、りんごのタルトを作っていて、焼く時にうっかり間違えてタルト生地を入れ忘れてしまいました。型の中にりんご、砂糖、バターだけを入れて焼いてしまい、仕方なく途中で上から生地をかぶせてみたら、以外にも底にたまったお砂糖がキャラメル状になってりんごに染み込んで、なんとも香ばしいすてきな味になっていたのです。それ以来、このお菓子は、最初からそのようにして焼くようになり、タタン姉妹のタルトということで、タルト・タタンと呼ばれるようになりました。